
Claude Code完全ガイド:AIコーディングアシスタントの使い方と実践テクニック
ターミナルから直接AIとペアプログラミング。Claude Codeのセットアップから実務で使える活用パターンまで、現場目線で徹底解説します。
Claude Codeとは
Claude Codeは、Anthropicが提供するCLI(コマンドラインインターフェース)ベースのAIコーディングアシスタントです。ターミナル上で直接Claudeと対話しながら、コードの生成・編集・デバッグ・リファクタリングを行えます。
VS CodeやJetBrainsのようなIDEの拡張としてではなく、ターミナルネイティブで動作する点が最大の特徴です。これにより、gitオペレーション、ファイル操作、テスト実行などをAIが直接行えます。
インストールと初期設定
インストール
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
初回起動
claude
初回起動時にAnthropicアカウントとの認証が求められます。ブラウザが開くので、ログインして認証を完了させます。
プロジェクトでの使用
プロジェクトのルートディレクトリでclaudeを実行するだけで、プロジェクトのコンテキストを自動的に読み取ります。
cd my-project
claude
CLAUDE.mdによるプロジェクト設定
プロジェクトのルートにCLAUDE.mdファイルを配置することで、Claude Codeにプロジェクト固有のルールや文脈を伝えられます。
# プロジェクト概要
Next.js 14のブログアプリケーション
# 技術スタック
- Next.js 14 (App Router)
- TypeScript
- Tailwind CSS
- shadcn/ui
# コーディング規約
- 関数コンポーネントを使用
- 型定義は明示的に記述
- コンポーネントはsrc/components/に配置
# テスト
- npm run test でJestテストを実行
- npm run build でビルド確認
このファイルがあると、Claude Codeは毎回のやり取りでプロジェクトの背景を理解した上で回答してくれます。
実践的な活用パターン
1. バグの調査と修正
> このエラーを調査して: TypeError: Cannot read properties of undefined
Claude Codeは関連ファイルを自動的に読み取り、エラーの原因を特定して修正案を提示します。
2. 新機能の実装
> ユーザー認証機能をNextAuth.jsで実装して
複数ファイルにまたがる変更を一括で提案・実行できます。
3. リファクタリング
> src/components/ArticleBlog.jsxを読みやすくリファクタリングして
既存コードを読み取った上で、構造の改善案を提示してくれます。
4. Git操作
> 今の変更をコミットして。メッセージは変更内容に合わせて
git diffを確認し、適切なコミットメッセージを生成してコミットまで実行します。
MCPサーバーとの連携
Claude CodeはMCP(Model Context Protocol)を通じて外部ツールと連携できます。
GitHub連携の例
{
"mcpServers": {
"github": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-github"],
"env": {
"GITHUB_PERSONAL_ACCESS_TOKEN": "ghp_xxxxx"
}
}
}
}
これにより、PRの作成・レビュー・Issue管理などをClaude Code上から直接行えるようになります。
スラッシュコマンド
Claude Codeには便利な組み込みコマンドがあります。
| コマンド | 機能 |
|---------|------|
| /help | ヘルプを表示 |
| /clear | 会話履歴をクリア |
| /compact | コンテキストを圧縮 |
| /cost | トークン使用量を確認 |
| /review | コードレビューを実行 |
Cursor・GitHub Copilotとの違い
| 特徴 | Claude Code | Cursor | GitHub Copilot | |------|------------|--------|----------------| | 動作環境 | ターミナル | 専用IDE | IDE拡張 | | ファイル操作 | 直接実行可能 | エディタ内 | 限定的 | | Git操作 | 直接実行可能 | 限定的 | 限定的 | | MCP連携 | 対応 | 非対応 | 非対応 | | コスト | API従量課金 | 月額$20〜 | 月額$10〜 |
Claude Codeの強みはエージェント的な自律動作です。ファイルの読み書き、コマンド実行、テストの実行まで一貫してAIが行えるため、「指示を出すだけ」で複雑なタスクが完了します。
料金と注意点
Claude CodeはAnthropicのAPIを使用するため、利用量に応じた従量課金です。/costコマンドで現在のセッションの使用量を確認できます。
大規模なリファクタリングや多数のファイルを扱うタスクでは、コンテキストウィンドウの消費が大きくなるため、/compactで適宜圧縮するのがおすすめです。
まとめ
Claude Codeは、従来のコード補完ツールとは一線を画す「AIペアプログラマー」です。ターミナルから直接ファイル操作やGit操作ができる点、MCPによる拡張性、CLAUDE.mdによるプロジェクトカスタマイズなど、実務での生産性を大きく向上させるポテンシャルがあります。
まずは小さなプロジェクトで試してみて、自分のワークフローに合った使い方を見つけてみてください。



