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Windsurf(旧Codeium)完全ガイド:AIネイティブIDEの実力と使い方

Windsurf(旧Codeium)完全ガイド:AIネイティブIDEの実力と使い方

AIがコードを書く時代の新定番IDE。Windsurfの導入から実践的な活用法、Cursor・GitHub Copilotとの違いまで、現場目線で徹底レビューします。

2026-02-097分で読める

Windsurfとは

Windsurfは、Codeium(旧社名)が開発したAIネイティブIDEです。VS Codeベースのエディタに、AIエージェント機能を深く統合しています。2024年末のリリース以降、急速にユーザー数を伸ばし、CursorやGitHub Copilotの有力な競合として注目されています。

最大の特徴はCascadeと呼ばれるAIエージェント。単なるコード補完ではなく、ファイルの作成・編集・削除、ターミナル操作、デバッグまでをAIが自律的に行います。

インストールと初期設定

ダウンロード

公式サイトからWindows / macOS / Linux版をダウンロードできます。

VS Code拡張機能からの移行

既存のVS Codeユーザーは、設定やキーバインドをそのまま引き継げます。Windsurfは内部的にVS Codeフォークのため、VS Code拡張機能のほとんどがそのまま動作します。

Windsurf起動 → Settings → Import VS Code Settings

Cascadeエージェント

WindsurfのコアであるCascadeは、AIエージェントとして以下の操作を自律的に実行できます。

基本的な使い方

Cmd+L(macOS)またはCtrl+L(Windows)でCascadeパネルを開き、自然言語で指示します。

「ユーザー認証機能をJWTで実装して」

Cascadeは以下のステップを自動実行します:

  1. 既存のコードベースを分析
  2. 必要なパッケージをインストール
  3. 認証関連のファイルを作成・編集
  4. テストコードを生成

Writeモードと Chatモード

Cascadeには2つのモードがあります。

| モード | 用途 | |--------|------| | Write | コードの生成・編集を直接実行 | | Chat | コードについて質問・相談 |

Writeモードでは、AIが提案した変更をプレビューし、Accept/Rejectで取捨選択できます。

Flows:AIとの協調作業

Windsurfの革新的な機能がFlowsです。AIの提案とユーザーの手動編集を同時に行えます。

従来のAIツールでは、AIが編集中にユーザーが割り込むとコンフリクトが発生していました。Flowsでは、AIとユーザーが同じファイルを同時に編集しても、変更を自動的にマージしてくれます。

1. Cascadeに「APIルートを作成して」と指示
2. AIがファイルを生成している間に
3. ユーザーは別のファイルでUI部分を手動編集
4. 両方の変更がシームレスに統合される

マルチファイル編集

Cascadeはプロジェクト全体を理解し、複数ファイルにまたがる変更を一括で行えます。

例:コンポーネントのリファクタリング

「UserProfileコンポーネントをカスタムフックに分離して、
 テストも追加して」

この指示だけで:

  • useUserProfile.ts(カスタムフック)を新規作成
  • UserProfile.tsxをフックを使う形にリファクタリング
  • useUserProfile.test.tsにテストを生成
  • 関連するimport文を全て更新

Supercomplete:次世代コード補完

WindsurfのSupercompleteは、通常のコード補完を超えた予測を行います。

  • 次の編集位置を予測:現在の変更パターンから、次に編集すべき場所を自動提案
  • Tab + Tab:補完を受け入れると、次の編集候補に自動ジャンプ
  • コンテキスト認識:プロジェクト全体の構造を考慮した補完
// "user"と入力するだけで、プロジェクトの型定義に基づいた補完が出る
const user: User = {
  id: string,        // ← プロジェクトの型定義から推論
  name: string,
  email: string,
  role: UserRole,     // ← 既存のenum型を自動認識
}

Cursor・GitHub Copilotとの比較

| 特徴 | Windsurf | Cursor | GitHub Copilot | |------|----------|--------|----------------| | ベース | VS Codeフォーク | VS Codeフォーク | IDE拡張 | | エージェント | Cascade | Composer | Copilot Chat | | マルチファイル編集 | 対応 | 対応 | 限定的 | | 同時編集(Flows) | 対応 | 非対応 | 非対応 | | 無料プラン | あり | なし | なし | | 月額料金 | $15〜 | $20〜 | $10〜 | | ターミナル統合 | 対応 | 対応 | 限定的 |

Windsurfを選ぶべきケース

  • 無料で始めたい:無料プランでも基本的なAI機能が使える
  • VS Codeの操作感を維持したい:拡張機能の互換性が高い
  • マルチファイル編集を多用する:Cascadeの自律動作が強力

Cursorを選ぶべきケース

  • 最先端のAI機能を求める:モデル選択の自由度が高い
  • 大規模コードベース:インデックス機能が成熟している

料金プラン

| プラン | 月額 | 主な機能 | |--------|------|----------| | Free | $0 | 基本的なAI補完、月50回のCascade | | Pro | $15 | 無制限のCascade、高速モデル | | Team | $25/人 | チーム共有、管理機能 |

実践Tips

1. CLAUDE.mdならぬWindsurf Rules

.windsurfrulesファイルをプロジェクトルートに配置すると、AIの動作をカスタマイズできます。

# コーディング規約
- TypeScriptのstrictモードを使用
- コンポーネントはfunction宣言で作成
- CSS ModulesよりTailwind CSSを優先

2. ターミナル統合

Cascadeはターミナルコマンドも実行できます。

「テストを実行して、失敗したテストを修正して」

AIがテストを実行し、エラー内容を分析して、コードを自動修正します。

3. 効率的なプロンプトの書き方

✗ 「このコードを良くして」
✓ 「UserService.tsのgetUserメソッドでN+1クエリが発生している。
   バッチクエリに修正して」

具体的な指示ほど、Cascadeは正確に動作します。

まとめ

Windsurfは、AIネイティブIDEとして以下の強みを持っています。

  • Cascadeエージェント:自然言語指示でマルチファイル編集を自律実行
  • Flows:AIとユーザーの同時編集をシームレスに統合
  • 無料プラン:基本機能を無料で試せる
  • VS Code互換:既存の開発環境をそのまま活用

CursorやGitHub Copilotと並ぶ選択肢として、まずは無料プランで試してみる価値があります。

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