
Claude CodeでFXアラートbot作ったら、GW為替介入で146pips獲れた話
Claude Code × MT5 × Python × ElevenLabsで『音で起こされるFXアラートbot』を作ったら、人生最大のチャンスを掴めた、という嘘みたいな本当の話。
2026年4月30日17時。
私のデスクの右端にあるスピーカーから、ElevenLabsで生成した「ピンポーン」という効果音と、
「ドル円159円台、警戒水域です。すぐに確認してください」
というAI音声が鳴り響きました。
それは、私がGW直前に Claude Codeで1日かけて作ったFXアラートbot が、人生で初めて「ガチで必要なタイミング」で鳴った瞬間でした。
そして、その日の夜のうちに、USD/JPYは 160円付近から155円前半まで急落。世にいう **「2026年4月30日の為替介入」**です。
私はその急落の一部、146 pipsを獲ることができました。
……が、正直に言います。その1週間前、同じbotの原型を作ろうとして失敗し、−25万円を溶かしていました。
このブログでは「146 pips獲った技術スタック側の話」を中心に書きます。「−25万円の失敗から学んだAI開発の鉄則」の方は、有料noteにすべて書いたので、ここでは入口だけ紹介させてください。
まず:2026年4月30日に何が起きていたのか
時系列で振り返ります(出典は本記事末尾)。
| 時刻(日本時間) | 出来事 | |---|---| | 4/30午前 〜 夕方 | USD/JPYが160円台で推移、市場は神経質に介入を警戒 | | 4/30 17:00前後 | 片山さつき財務相が強い口調で「過度な変動には断固たる措置」と発言 | | 4/30夕方 | 三村財務官が「最終避難警告」レベルの発言 | | 4/30 20時 〜 翌未明 | 実際の円買い介入実施(2024年7月以来) | | 5/1 〜 5/2 | USD/JPYは155円台まで急落、約 500 pips規模の動き | | 4月 〜 5月累計 | 介入規模は 約11.7兆円と推定 |
ポイントは、実際の介入が入る数時間前から「言葉の介入(口先介入)」で予兆があったこと。
17:00の片山財務相のコメントの瞬間、ドル円は反応し始めていました。秒〜分単位で、です。
ここで、
「17:00のニュース・ヘッドラインを検知して、瞬時に音で叩き起こしてくれる仕組み」
を持っていた人と、持っていなかった人で、勝敗が完全に分かれました。
私は、たまたま1週間前に「もう手動で為替チャート見続けるの無理だ」と思い立ってClaude Codeにbotを吐かせていたので、スピーカーから自分のbotに叩き起こされたわけです。
作ったFXアラートbotの技術スタック
ここからが、エンジニアブログ的に一番おいしい話です。
全体構成
[MT5 (MetaTrader 5)] ──(Python API)──> [監視ロジック (Python)]
│
(条件ヒット) ──> [ElevenLabs TTS API] ──> [WAV/MP3 ローカル再生]
│
└──> [Pushbullet / Discord Webhook 通知(保険)]
シンプルです。MT5のティック・ローソク足をPythonから取って、条件にヒットしたらElevenLabsに「アラート読み上げ」を生成させてスピーカーで鳴らすだけ。
採用したスタック
- MT5(MetaTrader 5) — 為替データ取得とブローカー接続の標準。Python用の公式パッケージ
MetaTrader5がある - Python —
MetaTrader5+pandas+numpy+requestsだけで十分 - ElevenLabs — AI音声生成。「冷静で焦らない女性ナレーション」を一発で作れるのがガチで強い
- Claude Code — 上記の組み合わせを「一晩で動かす」ために使ったAIコーディングエージェント
なぜElevenLabsを選んだか
スマホのプッシュ通知だけでもアラートは作れますが、通知音はサイレントモードや「もうちょっとだけ寝かせて」の誘惑に負けやすい。
人間を起こす力という意味で、
「物理的にスピーカーから人の声で叩き起こされる」
これに勝るものはありません。しかもElevenLabsならアラート内容を動的に変えられる:
- 通常水準: 「ドル円158円台、定期報告です」(落ち着いた女性ボイス)
- 警戒水域: 「ドル円159円台、警戒水域です。すぐに確認してください」(少し緊張した声)
- 介入予兆: 「緊急、緊急。財務省高官の発言検出。すぐに端末を開いてください」(オペレーター口調)
これをElevenLabsのVoice ID + テキスト動的生成で出し分けます。通知音の固定パターンに慣れて聞き流す問題が解決できる。
Claude Codeを「設計からAIに丸投げ」しなかった理由
ここがめちゃくちゃ大事です。
Claude Codeに「FXアラートbot作って」と丸投げすると、それっぽい雛形は一瞬で出てきます。MetaTrader5 の initialize() を呼んで、copy_rates_from_pos() でローソク足取って、条件分岐して通知投げる――それくらいの動くプロトタイプは、Claude Codeに任せれば15分です。
ただ、それを本番のお金で運用するとほぼ確実に事故ります。
実際、私は最初その「Claude Code一発出力のbot」を信じて動かして、1週間で −25万円を溶かしました。
何が落とし穴だったのか。AIに投げる設計の粒度・テストの観点・想定外の入力ハンドリング。この辺の「AIコーディングを本番運用に持ち込むときの鉄則」を、−25万円の授業料と引き換えに学びました。
ここからは、有料noteにすべて書いています。
▶ Claude CodeでFXアラートbotを作ったら、GW為替介入で146pips獲れた話|-25万円の失敗から学んだAI開発の鉄則
タイトル通り、
- −25万円失敗の具体的な原因
- それを踏まえた「AIコーディングを本番に出すときの鉄則」
※この記事はAIツールを使ったアプリ開発の体験記です。特定の投資・取引を推奨するものではありません。FX取引にはリスクが伴います。投資判断はご自身の責任でお願いします。
※FX自動売買プログラムの解説ではございません。この記事は開発の体験記です。
4/30当日の動きをbot視点で振り返る
noteの購入は置いておくとして、無料部分でも4/30当日のbotの動きは詳しく書いておきます。
① 16:50 — 「警戒水域」のアラート
朝からbotはUSD/JPYのティックを1分足ベースで監視していました。
16:50を過ぎたあたりで、ドル円が 159.8円付近まで上昇。私のbotは「159円台前半超え」を警戒水域としてElevenLabsボイスを発火させる設定にしていたので、軽い予兆としてアラートが鳴りました。
if price >= ALERT_LEVELS["caution"]:
play_voice_alert("caution_v1.mp3")
この時点では「あ、また警戒水域来たな」くらいで、エントリーはまだしません。
② 17:01 — 「ニュース検知」のアラート
ここからが本番でした。
botにはもう一つ別系統で、経済指標・要人発言のRSSフィードを監視する機能を入れていました。**「片山」「為替」「介入」「断固」**といったキーワードが新着ヘッドラインに入った瞬間に、上位の警報を鳴らす設計。
17:01、片山財務相の発言ヘッドラインが流れ、**「断固」**にヒット。
botはElevenLabsの「緊急ボイス」を再生。同時にPushbulletとDiscordに通知を投げました。
私はその瞬間、デスクでClaude Codeに別のコードを書かせていた最中だったのですが、スピーカーから「緊急、緊急。財務省高官の発言検出」と鳴り響いて飛び起きました。
③ 17:05 — エントリー
ここで判断材料は揃っていました。
- ドル円が159円後半で張り付いている
- 財務相が「断固たる措置」を口にした
- 過去のパターンでは口先介入 → 数時間後に実弾介入が多い
迷ったのは「今すぐ売るか、もう少し上の方で売り遅れたフリして待つか」だけ。
私は少し待つ方を選び、159.9円付近でショート。エントリーしたあと、botに「保有ポジション中の警報モード」に切り替えるコマンドを送り、ヘッドラインを継続監視。
④ 20時台 — 実弾介入
20時を過ぎたあたりからUSD/JPYが垂直落下し始めました。
ここでbotの「急変動アラート」が鳴りまくります。1分足の値幅が一定pipsを超えると、自動で「急変動アラート」が走る設計です。
「キタかもしれない」と画面に張り付き、158.4円付近で利益確定。
159.9円 − 158.44円 = 146 pips
これが、タイトルの「146 pips獲れた」の正体です。
「で、146 pipsってどれくらいの利益なの?」
FXのピップ計算をご存じない方のために。
USD/JPYの場合、1 pip = 0.01円です。
ロットサイズ別の146 pipsの利益(円建て):
| ロット | 通貨量 | 146 pipsの利益 | |---|---|---| | マイクロロット | 1,000通貨 | 約 +1,460円 | | ミニロット | 10,000通貨 | 約 +14,600円 | | 標準ロット(1 lot) | 100,000通貨 | 約 +146,000円 | | 5 lots | 500,000通貨 | 約 +730,000円 |
私のロットサイズはnoteでちゃんと書いていますが、ここでは伏せておきます。重要なのは「pips」自体が「ロットによって金額が変わる単位」だということを忘れないでください。
そして、FXはレバレッジ取引なので、含み損が膨らむと証拠金以上の損失を出すこともある取引です。146 pipsの上方向に行けるなら、146 pipsの下方向にも行ける。これは大前提です。
なぜ「AI時代こそ、個人がボットを作るべき」なのか
ここから少しだけ思想の話を。
私は2026年にフリーランスITエンジニアを廃業しました(プロフィール参照)。理由は「自分が時給で書いていたコードの7割は、近いうちにAIが代替する」と確信したから。
じゃあエンジニアスキルがゼロ価値になるかというと、全然そんなことはない。むしろ、
「自分のためのツールを、AIに書かせて、自分のために動かす」
これができる人と、できない人の差は、これから10年単位で広がっていきます。
今回のFXアラートbotはその典型例です。
- 内容自体は超シンプル(MT5 + Python + ElevenLabs)
- でも市販の汎用アラートツールでは「自分の意思決定タイミングにフィットしない」
- だから Claude Codeに自分仕様で書かせて、自分用に動かす
- 結果、人生最大級のチャンスを「寝過ごさず」掴めた
これは投資だけの話ではありません。仕事の通知、子どもの体調管理、株のアラート、何でも同じ構造で作れます。
AIに仕事を奪われる側ではなく、AIに道具を作らせる側へ。
その実例を、これからもこのブログで残していきます。
まとめ:自分用bot一発で、人生が少し変わる
最後にまとめます。
- 2026年4月30日17時、片山財務相の「断固たる措置」発言からの為替介入
- Claude Codeで前週末に作ったMT5 + Python + ElevenLabsの音声アラートbotが反応
- 警戒水域 → ニュース検知 → 急変動の3段階で叩き起こされ、146 pips獲れた
- ただし「いきなりClaude Codeに丸投げ」した最初の版で −25万円溶かしてもいる
- 失敗 → 修正 → 成功までの全プロセスは、有料noteにまとめました
▶ Claude CodeでFXアラートbotを作ったら、GW為替介入で146pips獲れた話|-25万円の失敗から学んだAI開発の鉄則
「Claude Code興味あるけど、何作ればいいか分からない」 「FXのチャートを24時間張り付くのに疲れた」 「AIで実利を取りに行きたい」
このどれかに当てはまる方は、noteで完全版を読んでみてください。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。よかったらスキとフォローで応援してもらえると、次の記事を書くモチベーションになります。
あわせて読みたい
- プログラマーの仕事がAIに奪われる!? ならばAI使って米国株で稼いでやるよ ── 米国株側の本気エントリー記事
- 資金があれば1日で80万円稼げる!? 1日で+14%動いた日本株【キオクシアHD 285A】 ── 日本株の急騰銘柄を技術視点で
- /stock/ 投資ハブ ── 米国株 / 日本株 / FXを横断するハブページ
免責事項
- 本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の通貨ペアや手法の購入・取引を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
- FXはレバレッジ取引であり、相場変動により証拠金を上回る損失が発生することがあります。為替介入のような急変動時は特にリスクが高まります。
- 本記事の「146 pips獲得」は筆者個人の特定タイミングの結果であり、再現性を保証するものではありません。同じ条件で同じ結果が出るとは限りません。
- ご利用のFX業者・MT5ブローカーの利用規約・税制・スプレッド・スワップは必ず公式情報をご確認ください。
※本記事にはnoteへの有料コンテンツのリンクが含まれます(PR)。リンク経由でご購入があった場合、当サイトが収益を受け取ります。
一次ソース・参考リンク
次に読む
役に立ったら、関連記事とカテゴリ一覧もチェックしてください。

